TENGA VOICE

すゑひろがりず

#95

すゑひろがりず 芸人

TENGAはある意味ムラムラしてなくても「寿ける」感じ

今回のゲストは、「おTENGA様のおでましじゃ」などコントのネタにTENGAを登場させてくださっている、お笑い芸人のすゑひろがりずさん。TENGAをネタに入れた際の反響、「寿く(ことぶく)」の誕生秘話、TENGAとの出会いや意外なTENGA愛、TENGAのプロモーション案までたっぷり伺いました。

abemaの「シモネタGP2018下半期」でTENGAをネタにしていただいてありがとうございます!ネタ作りの際、どうしてTENGAを思いついたのですか?

南條:もともと地下ライブで下ネタのライブがあったんですよ。とにかく下ネタを…ということで考えました。その後に麒麟の川島さんの結婚式でも披露したらめっちゃウケて、番組でもそのネタをやらせてもらいました。

反響はどうでしたか?

三島:めっちゃすごかったですよ!M-1より反響が大きかったと思うんですよ!今でも「TENGAのネタ好きです」っていう男性いますよ。当時女性ファンより男性ファンが多くて、今でもTENGAのネタのこと言われます。

南條:今年のツアーをしたのですが、東京以外の7箇所でツアーの最後のネタとしてTENGAのネタをやらせてもらいました。初日の大阪公演では、三島が宙吊りになってTENGAを持って出てきたので大盛りあがりでしたよ。ワールドカップでゴールした時くらい!見に来たお客さんも印象的なネタだったんですね。

シモネタGPのときは持ってたTENGAがU.Sでしたけど、普段もそちらを…?

三島・南條:違いますwww僕たちは中の下くらいのサイズなんで、ジャパニーズテンガです。ネタのときは見えやすいようにU.Sにしました(笑)

下ネタをネタに取り入れる際に気をつけていることはありますか?

三島:グロかったり、女性が引いちゃうのは避けるようにしています。

南條:TENGAに関しては、「TENGA」という言葉自体が市民権というか、下ネタに聞こえなくなってきてると思いますね。なのでワード自体についてはそこまで気を遣ったことがないですね。

ネタを作る際に大事にしていることは何ですか?

南條:ギャップを大事にしています。TENGAのネタを作ったときも、伝統芸能でTENGAをネタにしたら面白いだろうと思って作りました。この衣装とこの格好で面白くなりそうなものは何でしょうということで考えています。

TENGAを初めて使ったのはいつでしたか?

三島:お笑いやりたてのとき(2005年頃)に大阪の道頓堀店のドンキホーテでアルバイトをしていました。その時、アダルトグッズコーナーのポップを書いてくれないかと言われたんです。その中にTENGAもあって。ポップを書くなら使っといた方が良いよなと思って、初めて使ったんです。

南條:存在は知っていましたけど、使ったのは芸人になってからですね。もらったりしたのを使ってました。

実際に使ってみてどうでしたか?

三島:TENGAは衝撃的で、忘れられないですね。大人が真剣に作ったんだなと感じて、ポップにも「これは革命!性犯罪減るんじゃないでしょうか」と書きました(笑)

そんなに感動してくださったとは!

三島:快感が桁違いですよ!以前のゴムでできているようなオナホールは、だいぶ気持ちをもっていかないと、最後の「寿く」まではいけないですよ。それに比べてTENGAはある意味ムラムラしてなくても「寿ける」感じです。

射精を意味する「寿く」はどうやって考えたのですか?

三島:色々考える中で、最初は「昇天」がいいんじゃないかって話もあったんです。でももっと抽象的な言葉がいいのではってことで「寿」というおめでたワードが出てきました。

南條:いやらしく見えないから二次会でも盛り上がります。やっててもおもしろいし。

三島:最後の「早漏にて候」のためにやってますよ。

すごく身近に感じてくださっていて嬉しいです。

三島:以前はアインシュタインの稲ちゃん(稲田直樹さん)と一緒に住んでいて、稲ちゃんがTENGA茶屋のラジオをやっていたので、よくTENGAを持って帰ってきてくれたんですよ。TENGAは友達というかルームメイトみたいな感じでしたね。自分の部屋でTENGAを使って、感想を言い合うみたいな。リビングに冬にこたつにみかんがおいてあるくらいの存在で、ダンボールの中にTENGAがおいてありました。相当身近でしたよ!

南條:TENGAは腐りませんからね。

推しTENGAはありますか?

三島:EGGを稲ちゃんのダンボールの中から見つけて使ったとき、「何これ」となりました。気持ちよすぎて「寿」たくなくて40分くらい粘って終わりたくない…となりました。とにかくその快感を鮮明に覚えてます。
手でひねって回したりできるじゃないですか。僕は回す発想はなかったので、二次元の世界から三次元の世界を知ったような衝撃がありました。
初めて使い終わった後すぐ部屋を出て、稲ちゃんに「これやばいな!!!!」って言いました。買うとしたらEGGですね。

南條:スタンダードの赤いカップが一番使いやすいなと思いました。高級そうな、電動の電源入るやつはまだとっておいてます。厳重に保管しています。

こんなTENGAがあったらいいなっていうのはありますか?

三島:初めて使った頃は「もう一回使えれば夢のようやな」と思っていました。その当時はお金もなかったので、月イチの楽しみみたいな感じで。1000円くらいで繰り返し…5、6回は使えるのがあればいいな。

南條:マジの伝統工芸の漆塗りや竹職人に外装を頼んで、装丁を「雅(みやび)」な感じに仕上げたらどうでしょうか。

三島:「ご当地TENGA」なんかもいいんじゃないですか。

南條:ぜったい買いますよ。海外でも展開しているなら日本ぽいお土産になりそうなTENGAはどうですか。JAPANオリジナルモデルで人気でそうですよね。羽田や成田に置かせてもらって。

三島:富士山の絵がかいてあるような…!卑猥な、じめっとした場所においてあるようなものではもうないなあと思います。

すゑひろがりず

すゑひろがりず 芸人

芸人

日本の伝統芸能である「狂言」を芸風に取り入れ、現代的テーマをネタにするオリジナルな表現が人気のコンビ。
吉本興業所属。大阪NSC28期生。2011年4月結成。
2019年のM-1グランプリ決勝に進出。

【三島 達也(みしま たつや)】
1982年、大阪府生まれ。
ボケ・扇子担当。立ち位置向かって右。

【南條 庄助(なんじょう しょうすけ)】
1982年、大阪府生まれ。
ツッコミ・小鼓担当。立ち位置向かって左。
2020年、R-1グランプリ第3位。

RECOMMENDED

twitter
facebook
instagram
youtube

PAGE TOP