TENGA VOICE

STOROBOY

#45

STOROBOY ロックバンド

初めてTENGAを見た時、『これなら俺にも買える!』って思ったもん。

今回のTENGA VOICEは、独自のメロディセンスと型にはまらないパフォーマンスが魅力のSTOROBOYからARAKIさん(Vo)、DELAさん(Gt)、MARKさん(Gt)が登場。結成して数年ながら、様々な方面で活動の幅を広げる彼らにTENGAについて語っていただきました。今後もますます勢いに乗るSTOROBOYから目が離せません!

メンバーとの出会いや、活動のきっかけについて教えてください。

ARAKI「もともとは専門学校の同級生なんです。卒業後はそれぞれ別の道に進んで関わることもあまりなかったんですが、僕がデモテープを作ったタイミングで皆に声を掛けて・・・というのが対外的なストーリー。本当のところは、同窓会を企画してみんなに集まってもらい、そこでバンドのメンバーを物色していたと(笑)こうやって遅くにバンドを始めた人間に付いてきてくれる人達はなかなかいないので・・・。」
MARK「そうして僕らが見事合格したわけです(笑)」
ARAKI「いえいえ、船に乗っていただいたんですよ!活動を始めてからは、割と早い段階で今の事務所に声を掛けてもらいました。そこからちょこちょことラジオやフェスへの出演が決まったり、オーディションに受かったりして、その流れでCDのリリースも出来ました。」

昨年11月6日に発売された最新アルバム『MIDNIGHT』とリリースツアーについて聞かせて下さい。

ARAKI「バンド自体も少しずつインターナショナルな流れに沿って、ちょっと生っぽい音だったりとかバンドアンサンブルみたいな音の方向性を極めていこうという転換期にあって、ファーストとはまた違うアルバムの質感をオーディエンスに試してみる意味もありました。それと同時に自分たちの足りていない部分がまだまだ沢山あることに気付かされ、とても充実したツアーでした!」

TENGAを知ったのはいつですか?

ARAKI「まだ20歳そこそこくらいで、専門を卒業してアパレルで働いていました。ふたりはいつ知ったの?」
DELA「24、25のときだね。先輩から教えてもらったような・・・。」
MARK「俺は結構最近ですね。3年前くらい。」
ARAKI「遅いね!?でも男だったら遅かれ早かれ話題には上がるでしょ。」
MARK「ずっと『TENGA!TENGA!TENGAがやばい!』って叫んでる人がいて、『なんすか?TENGAって?』って尋ねたんですよ(笑)」
ARAKI「まだ当時はこういうグッズが市民権も得ていなかったよね。TENGAが出てからじゃない?こんな風にカジュアルになったのって。」
MARK「スタイリッシュってやつね!」
ARAKI「それまでは変態さん御用達ってイメージで、『お、お前そこ行っちゃったのかよ・・・』みたいな。」
MARK「初めてTENGAを見た時、『これなら俺にも買える!』って思ったもん。」
DELA「見た目もポップだしね。」
ARAKI「独り身でも彼女が居ても居なくても、どうしようもない夜ってあるじゃない?そんな時に本領発揮してくれるんだよね。全てを受け止めてくれるというか・・・。」
MARK「10代のもっと若い時期に出会っていたら、今より純粋に楽しかったかもしれないなぁ。」
DELA「多感な時期だし、何でもいいからぶつけたい!って衝動あるよね。」
ARAKI「中学生の自分にあげたいよ。ちょっとこれ使ってみな!って。」
ARAKI「でも、これを10代で知っちゃったら、ちょっとおかしな事になりそうだよね?」
DELA「ひと月のお小遣いどうやって使おう・・・?みたいな。」
ARAKI「TENGAを買うために欲しいものを我慢しちゃう子も出てくるね。やっぱり18禁が正解か(笑)」

お気に入りのTENGAやこういうTENGAがあったらいいなというアイデアはありますか。

MARK「お気に入りというよりは理想のシチュエーションなんだけど、女性にTENGAでしてもらいたい!それって贅沢でしょ?」
DELA「カップルや夫婦でも出来ない時ってあるしね。どうしようもない場合にはきっと助かるんじゃないかな。女性は色々と大変なこともあるから。」
ARAKI「何だかハートウォーミングなストーリーじゃないですか!」
MARK「TENGAが出たことで、男女ともに色々とオープンに話せるようになったよね。これなら女の子から見ても、そんなに嫌な感じはしないだろうし。」
ARAKI「それまでのこういうグッズってエロさ全開で、特殊な人のモノって感じがして手が出し辛かったけど、マナーがあるよ。TENGAには。」
DELA「人にも気軽にあげられるのがいいね。」
ARAKI「何事も品が大切ですから!」

何かマスターベーションについてのエピソードはありますか。

ARAKI「昔はネットも普及していないしエロ本もなかなか手に入らなかったから、最初のオナニー体験って、実はけっこう努力しないと辿り着けない領域があったよね。」
DELA「布団にこすり付けるのが最初でしたね。まだ、その行為に何の意味があるのかも分からないまま・・・。」
MARK「床オナだっけ?最近何かで読んだんだけど、遅漏や射精障害の原因にもなるみたいであんまり良くないらしいよ。オナニーの方法にも気を付けないと!」

歌詞やメロディは、どんな時に思いつくのですか。

ARAKI「ひとつだけ言えるのは、TENGAを使っている時に歌詞が浮かんだりはしないってことです!」
DELA「必死だからね、あの瞬間は(笑)」
ARAKI「僕は『さあ作ろう!』って思ったタイミングで曲の制作に取り掛かるので、ふとした時にメロディが降りてきて・・・ってタイプではないんです。世の中には既にありとあらゆる名盤が存在しているわけで、それが辞書代わりにもなるし、あとは映画や洋服とかかな。ストリートスナップで街や人を映した写真を眺めたり、街を歩く人から『この人が聴く音楽はどんなものだろう・・・』と想像することもあります。テンポ感やリズムもストリートからインスピレーションを受けることが多いですね。音楽って元々そういう立ち位置にあるべきだと思っているので、常にカルチャーとは密接な関係でありたいと考えています。時代の空気感に敏感でいたいし、元々メンバー全員が映画や洋服が好きっていうのもありますね。」

もしSTOROBOYとしてTENGAとコラボするとしたら?

MARK「TENGA型MP3プレーヤーでしょ。街中では聴けないっていう(笑)」

それがヒットしたら、その人が持っているのがTENGAなのかMP3プレーヤーなのか分からなくなって、かえって持ちやすくなるかもしれないですね。

DELA「どちらが勝つかだね〜。」
ARAKI「これプレーヤーだから!って言えるのがいい(笑)あとは往年のレコードジャケットシリーズとか、いままでLPでしか出ていなかった昔の洋楽とかのジャケットのデザインが並んでいたら凄くかっこいいだろうし、音楽マニアとしては欲しくなりますよね。そんな風に男のコレクター欲が刺激されて、揃えたくなるようなモノ。TENGAをひとつのキャンバスとして自由に展開できたら面白いだろうな。使うのがもったいなくなっちゃうようなレアなシリーズも欲しいね。」
MARK「ぜったい全部揃えたい!って人達いるもんね。」
DELA「ギタリスト的に言うと、スライドバーのTENGAバージョンとか作りたいですね。(※スライドバー:ギターのスライド演奏時に指に装着して使用するバー)」
ARAKI「男ってある意味では10代後半のまま成長しないところがあるからさ、こういう話題なら延々と話せるよね。特にミュージシャンなんて童心のまま大人になっちゃったような人が多いから。」
MARK「初対面の相手とでも打ち解けやすいんだよね。会話の入り口になるし話題も広がって・・・。」
DELA「ねぇ知ってる?もちろん知ってますよ!っていう感じでしょ(笑)」
ARAKI「サラリーマン時代に勤め先の50代の社長と海外出張に行ったことがあるんだけど、イタリアでたまたまTENGAの話になったんです。社長もイタリア人も知らなかったんだけどみんな興味深々で!ただ、外国の人に対して挿れたときの『むにゅむにゅした感じ』を表現するのにちょうどいい単語が思いつかなくて困りました。」

最後にTENGAファンにメッセージをお願いします!

ARAKI「まだまだ男性ファンが少ないこともあって、男性の方にももっと聞いて欲しいですね!」
MARK「男なら少なからずカッコつけたい事ってあるじゃないですか?そういう部分を分かち合いたいって想いはあります。男だったらカッコつけていきましょうよ!と。」
ARAKI「TENGAについてもそうだけど、こういうことを隠したり恥ずかしがったりするようなバンドにはなりたくないです。嘘じゃないですか?それじゃあ。僕らは音楽を作る人間で、結局は音が良ければ何でもいいはずなので中途半端なことはしたくないです。とにかく沢山の人に曲を聴いて欲しいですね。」
DELA「バンド名を冠したファーストアルバム『STOROBOY』の中に『DENIM』という曲があるんですが、イントロ部分に海外のポルノビデオの音をサンプリングしていて、まず喘ぎ声から聞こえてくるんです。これはTENGAを愛する皆さんにぜひ聴いて欲しい!」
ARAKI「冒頭からちょうど30秒くらいだったかな。30秒でやり切るなんて相当な情熱がないと難しいだろうけど、TENGAなら追いつけるのかもしれないね!勝負してもらいたいところです。」
MARK「30秒トライアウトだね!」

 

 

<最新アルバム>

 

『MIDNIGHT』
¥1500(tax in)

STOROBOY

STOROBOY ロックバンド

写真左から、MARK、DELA、ARAKI

2011年7月結成の5ピースロックバンド。単なる『ダンスロック』や『ディスコロック』といった言葉では到底説明がつかないそのサウンドは80'S、US&UK INDIE、FRENCH ELECTRO、CHILLWAVEを絶妙のバランスで消化したJAPANESE POPS。更にLIVEではファッショナブルなステージ展開で観客を魅了する。

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