VOICE #47 一ノ瀬 ⽂香(タレント)

TENGA
VOICE
#47

一ノ瀬 ⽂香

「男性が信頼しているTENGAが、⼥性に向けて開発した最初のアイテムが・・・」

一ノ瀬 ⽂香
(タレント)

今回のTENGA VOICEは、レズビアンであることを公⾔しタレント活動を行う⼀ノ瀬⽂香さん。強くしなやかに今を生きる彼⼥に、カミングアウトまでの葛藤やLGBT活動についてのお話から、学生時代の初恋まで自然体で語っていただきました。⼥性ならではのirohaの使い方アイデアは男性も必⾒!

レズビアンタレントとして活動する一ノ瀬さんですが、カミングアウトに至るまでの経緯を聞かせてください。

「デビューから 1年くらい経ったタイミングで、カミングアウトをしたいという想いが強くなってきました。昔のアイドルや芸能人の方って凄く作られたイメージの中で存在していたと思うんですが、最近はそこのところ結構ラフじゃないですか。不安もありましたが、これからこのお仕事を続けていくにあたって、セクシュアリティも自分のアイデンティティのひとつとして、もっと自然体で人前に出ていきたいと思ったんです。それに、カミングアウトできなくて悩んでいる子が沢山いる事も知っていたので、私が⾏動することで、勇気ときっかけを与えられたらと思ったのが理由です。」

カミングアウト後の周囲の反応はいかがでしたか。

「カミングアウトをしたことで去ってしまったファンもいたかもしれないけれど、応援してくれる人も増えたように感じていますし、ブログにも沢山書き込みをもらいました。『今まで誰にも言えず悩んでいたんだけど勇気をもらえた。ありがとう!』というコメントもありました。否定的な意⾒も覚悟していたのですが、応援メッセージが多くて嬉しかったです!」

ご⾃身のセクシュアリティに気がつくきっかけについてお聞かせ下さい。

「初恋が⾼校3年生の時で、同じクラスの子に対して『なんだか私好きみたい・・・』と素直に気持ちを伝えました。最初は振られちゃったんですが、そうこうしている内に付き合う事になって・・・。でも最終的には他の⼥の子に取られちゃいました(笑)その頃はお互いに経験値も少ないし、人を好きになるという事もまだよく分かっていないような段階だったけれど、人が人を好きになる過程って相手が『女だから』とか『男だから』とかじゃなくて、『〇〇が好きだから』というところから始まっているとその時思いましたね。」

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『レズビアン』という⾔葉を意識しはじめたのはいつ頃ですか?

「あるとき『レズビアン』という⾔葉をインターネットで検索してみたんです。そしたら新宿二丁目辺りのお店が出てきたので早速行ってみました。そこで様々なセクシャリティの人と出会って、ネコとかタチとかの用語も覚えて・・・それが 19歳の頃ですね。最初は街に遊びに行くこと自体が本当に楽しかったなぁ!そこで出会った子と付き合っていたこともあります。」

好みの女性のタイプってありますか?

「自分の傾向を思い返すと、基本的に⾒た⽬もフェミニンな『⼥子』って感じが好みなようです。あとは、⼥性としてきちんと芯があること。『ワタシ何もできない〜〜!』って感じはちょっと苦手かな。きちんと⾃分の足で立っている人に惹かれます。」

レズビアンの女の子たちの間では、アダルトグッズはどんなイメージなんでしょうか。

「付き合い始めのカップルはあんまり使わないんじゃないかな。意外と奥手な子も多いので・・・。どちらかというと関係が長くなってきた頃に、新しいことを取り入れたいと思って手に取ることがありそうですね。何だか今夜は冒険してみたいな!って事ありますよね!?」

⼥性同士ならではのオススメのirohaの使い方を教えて下さい。

「これ(ゆきだるま)だったら、ふたりで向き合って一緒に当ててみる事も出来ますね。指を中に入れながら、外に沿わせてみたりするのもイイ!⼥の子のクリトリスって、気持ちの良いポイントに、一定の刺激を与え続けるのがベストなんですが(最後に強めたり早めたりするなんてもってのほか!)、実際にそれを指でやるとなると結構難しいんです。正直こういうアイテムには勝てないんですよ(笑)男性誌から女性のカラダの構造や感じ方についてインタビューされた際には、『外は職人技、中はアーティスト性が求められます』って書いてもらっています。外はirohaにお任せして、中は指先の感覚を研ぎ澄まして状態の変化を敏感に察知することが⼤切ですね!」

これはぜひ男性諸君にもご指導願いたいですね!

「⼥の子の好みが知りたいならオナニーをさせてみれば分かるから!って声を大にして言っているんですけど、男性って数字や目に⾒える理由がないとなかなか納得してくれないので。そこで男性が信頼しているTENGAが、⼥性に向けて開発した最初のアイテムが外用であるってことは・・・『ねっ?わかるでしょ?』ってお話をすると、凄く説得⼒があるみたいで、⼤抵納得してくれるんですよね(笑)」

現在では、タレント活動以外にも活躍の場を広げている⼀ノ瀬さんですが、⾃ら先頭に⽴って積極的に情報を発信するようになったきっかけは?

「私がカミングアウトをした2009年の4月の時点で、⽇本でレズビアンであることを公言してテレビに出ている芸能人は居なくて、まだまだLGBTの情報も少なかったので、⾃分が先頭に⽴ってセクシャルマイノリティの情報を発信していきたいと思いました。今では漫画の原作を書いたり、地⽅の団体からトークイベントのオファーをもらって遠征することもあります。個人的にはアメリカのLGBT関係の団体を訪問して、LGBTの歴史や現状についてインタビューをしたり、各国のレインボーパレードに⾏っています。そこで得た情報を⽇本での発信に活かせたらと考えています。アメリカのカリフォルニアで毎年4月の第1週頃に⾏われる『Dinah Shore Weekend(ダイナ・ショア・ウィークエンド)』という世界最大のレズビアンパーティーには、総勢 1万人もの⼥性が国内外から訪れるんですよ!」

国内で同性同士のカップルやセクシャルマイノリティが生きていく上で、⼤変な事ってまだまだ沢山あると思うんですが、特にここを変えていきたい!という事はありますか。

「まずは皆が同じように権利や選択肢を持っているという状態にしていきたいですね。⽇本国憲法で婚姻について書かれた部分を読んでみると『両性の合意のみに基いて・・・』という記載があるので、憲法を変えない限り同性同士のカップルが結婚するのは社会的に認められないという事になります。それならそれに代わる新たな制度を制定するとか、同性同士のカップルも異性の夫婦と同じような権利を活用する選択肢を持てるように変えていく必要があると思います。籍をいれるという考え方が根本的に好きじゃないという人や、特に同性婚を望まないカップルも存在するので、私としては『選択できる権利』があるということが重要だと思っています。」

今後はどのような活動を考えていますか。

「私はどちらかというと外部への発信というか、いわゆるノンケ(異性愛者)の人達に向かって『セクシャルマイノリティってこうなんだよ、ああなんだよ』というスタンスで伝えていきたいと思っています。ブログでも『⼆丁目レズビアンあるある』というタイトルで、結構ぶっちゃけた内容を書いているんですが、⼆丁目独特の世界観も発信しつつ、『皆が自分らしく生きていいんだよ!』ってことを伝えたい。そうやってマイノリティではない人達に働きかけることで、⾝近な人からカミングアウトしやすい空気を作るきっかけを与えられたらいいですね。」

撮影地:Cafe BOHEMIA
東京都渋谷区宇田川町36-22 ノア渋谷Part II 1F

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一ノ瀬 ⽂香
1980年8月12⽇生まれ

2009年に週刊誌でレズビアンをカミングアウト。セクシャルや性をテーマにテレビ番組やトークイベントに出演したり、ドラマや映画などで⼥優としても活動している。

<出演予定>
・2014年春公開予定の映画『カミングアウト』に出演
・2014年4月27日(日)18時〜新宿にて、LGBTの明るい未来について考えるトークイベント『東京レインボートークショー』で司会予定

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