VOICE #83 桂ぽんぽ娘(落語家)

TENGA
VOICE
#83

桂ぽんぽ娘

「女性は男性の都合の良いように消費されることがあり、それがわたしはすごく悲しくて。」

桂ぽんぽ娘
(落語家)

今回のゲストは、女流落語家の桂ぽんぽ娘さんです。女性の落語家としては珍しい猥談をネタにお持ちで、そこには古典落語に対する“ある思い”がキッカケだとか。落語家になる気は微塵もなかったぽんぽ娘さんが、女流落語家として猥談を始めら理由や、TENGAとの出会いまで熱く語っていただきました。

落語家を目指したきっかけは?

「もともと落語家になる気は微塵もなかったんです。演芸として落語を見るのは好きだったのですが、落語を知れば知るほどわたしには難しいなと。わたしみたいな人間が目指してはいけない世界だと思っていました。転機がおとずれたのは、27才の時です。もともと19才から、東京でお笑いをやっていたのですが、人間関係のモツレにより都内の劇場に出られなくなったんです・・・。
そして逃げるように、名古屋にある大須演芸場に流れついたのですが、そこで弟子にスカウトしてくれたのが、いまの師匠の桂文福(かつらぶんぶく)だったんです。もともと落語家になれると思っていなかったので、最初は怖じ気づいたのですが、師匠文福の落語を見た時に『あ!これならできるかも?(笑)』と良い意味でハードルが下がったのが、きっかけでした。」

女流落語家・桂ぽんぽ娘がTENGAを語る。

女流落語家として猥談をされているとか?いつ頃から??

「落語家になって十周年迎えてから、本格的にピンク落語家を名乗ってやるようになりました。きっかけは十周年の記念の会。師匠をゲストに呼び、ネタおろし(落語の初演)で『ふぐ鍋』という古典落語を披露したところ、5分も経たずに200人のお客様が全員熟睡(笑)。その時に、“わたしに古典落語はむいてない”と悟りました。それにもともと古典落語が好きじゃなかったんです。古典落語の全てではないのですが、あまりにも男性に都合の良い話が多いなって。
昔の話ですから、女性蔑視はある程度はしょうがないのかもしれませんが、わたしは全然笑えなかったんです。男性向けのアダルトビデオを観ているような。あまりにも男性のご都合主義な気がして。それなら一人くらい、女性に都合の良い話をする人間がいても良いんじゃないかって。それがきっかけで、ピンク落語を作るようになりました。もちろん、エッチなことも好きなので、好きなことで落語を作りたいという気持ちはありましたね。一番男性のご都合主義を感じるのが性的なことだったので、わたしの落語を聞いて、少しでもスッキリしてくれる人が居たらという想いで作っています。」

女流落語家・桂ぽんぽ娘がTENGAを語る。

今のスタイルにしてよかったと思うことは?

「一番は、他にライバルがいないことです。もともと性格が根暗で、嫉み僻み(ねたみそねみ)根性がすごかったんです。自分はその人以上に努力していないくせに、相手の成功が羨ましくて妬ましくて毎日苦しくて。その上、嫌いな古典落語をしなければいけないって。本当に毎日辛くて。かといってピンクでない新作書いたって、他の新作落語家に勝てないし。どうしたらこの苦しみから解放されるのか?毎日考えていたのですが、ピンク落語をするようになってから、そういうのがなくなったんです。
単純にネタ作ってる時も、苦しいけど楽しい。良い評価をされなくても、女性が性的な落語する事自体が嫌いなんだろうなって、諦めもつく。逆にたまに褒められたりされると、スーパーラッキーって思える!良いことだらけでした!」

今後TENGAが落語に出ることも・・・?

「実はもう作ってるんです!TENGAを使って膣内射精障害を改善する童貞の話しです。タイトルが『ひとりでできるもん』。色んな所から怒られそうなタイトルですが(笑)わたし自身、以前お付き合いしていた男性に『膣内で射精出来ないのは、お前がユルいからだ』と言われて、すごく悩んだんです。
当時は純情だったし、いまほどネットも一般的ではなかったので情報もなく、誰にも相談できず。毎日泣いて暮らしてました。ただ、あれが実は自分のせいではなく、“膣内射精障害”という相手の病気だとわかった時に、同じように悩んでいる女性や、男性にも伝えたいという想いで作りました。」

女流落語家・桂ぽんぽ娘がTENGAを語る。

もともとのTENGAとの出会いは?

「TENGAは名前を聞いた事があるくらいで、最初はよくわかりませんでした。男性がオナニーに使うらしい、女性器より気持ち良いらしい、という噂話を聞いて、“温めこんにゃく”の代用品くらいのイメージでした。この感覚が変わったのが、去年はじめてお会いした“鹿児島のTENGAドクター”こと福元和彦先生に会ってからでした。福元先生から『TENGAはただのオナニー道具でなく、膣内射精障害のリハビリにも使えるもの』だと聞いて。目から鱗でした。それまで、“温めこんにゃく”の代用品くらいに思っていた自分が恥ずかしくて。なんて素晴らしいものを作っているんだ!って感動しました。」

主催されるイベント(2019年7月)でTENGAが協賛しますが、今回の見どころは?

「見所は全部です!強いて言えば、女子のオナニー。略して“女子ニー”について考えるコーナーです。21世紀になって随分変わってきましたが、それでもまだまだ性的なことは男性の専売特許みたいなところがあって。女性は性的な目で見られる対象であって、その女性が自身の性欲を認めると、途端に色狂いのような目で見られて、男性の都合の良いように消費されることがあります。それがわたしはすごく悲しくて。
女性は女性である前に、人間の本能として自分の性欲を認めてあげた方がいいと思うんです。異性の視線を気にせず、自分の性欲を認めてあげる場として、“女子ニー”の紹介や、実際わたしが普段から使っているirohaを皆さんに紹介します。そして、今回スペシャルゲストで人気エロメン・月野帯人さんも緊急参戦してくれるので、月野さんのお話しも沢山うかがっちゃいます!」

落語会の恥部3人ヒーローもご出演になるとか?

「落語家の後輩二人(快楽亭ブラ坊くん、瀧川鯉白くん)と、落語界の恥部3人として『性技のヒーロPan☆tee』というユニットを組んでいます。この二人にはじめて会った時に、ずっと探していた宝物を見つけた気持ちになりました。なにせ3人になる前、2人が先に組んでいたユニットが『ガマン汁100%~』。このネーミングセンス!!まったく売れる気ない!やりたい事をやっている姿勢に惚れ込み、わたしから二人にお願いしてユニットに入ってもらいました。
それぞれが性のコンプレックスと戦うヒーローで、リーダーが性病と戦う『ずきずきブラック』快楽亭ブラ坊。セックスレスと戦う『しっとりピンク』桂ぽんぽ娘。早漏、中折れと戦う『しょんぼりホワイト』瀧川鯉白。また、それぞれそのテーマにあった落語や、笑えない過去に笑える実体験を織り混ぜた新作落語もしています。また性的なコンプレックスや悩みは一人で抱え込みやすいですから、お客様からのお悩み相談コーナーもありますのでお楽しみに!」

女流落語家・桂ぽんぽ娘がTENGAを語る。

最後に桂ぽんぽ娘ファン&TENGAファンへひと言!

「いつも応援していただき、本当にありがとうございます!TENGAさんの商品は、デザインがオシャレなので、女性でも抵抗なくショップに入る事ができます。TENGAさんでなくて恐縮なのですが、わたし自身irohaさんの商品の大ファンで、特に『よるくじら』が大好きでいつも使わせていただいています。それまでも違うメーカーのも購入をした事がありますが、あきらかに違うのが、デザインの可愛さ。それまでのそういうグッズは、ベッドの下や押し入れに隠していたのですが、『よるくじら』はデザインが可愛いので、インテリアのように部屋に置くことができて、感動しました。悪い事をしているわけではないのに、なぜか隠さなきゃいけない罪悪感が、可愛いデザインのおかげで消えました。Pan☆teeもTENGAさんやirohaさんみたいな存在になっていきたいと思ってます!」

※こちらの記事は2019年7月掲載となります

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桂ぽんぽ娘
昭和54年8月22日生まれ、獅子座、血液型O型
平成18年10月1日 桂文福入門

【レギュラー番組】
・ラジオ関西「原田伸郎のびのび金曜日」内コーナー「のびのびクリニック~お次の方どうぞ~」

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